人気ブログランキング | 話題のタグを見る

高校での1年間のテニス経験の後、社会人3年目でテニスを再開しました。再開後8年で本物のTENNISの存在を知りました。TENNISができるようになるまでの記録としたいです。


by hakase2011

普通に使える最強ラケット MANTIS PRO 295

本当に久々の更新になりました。
前回の記事から、市民大会での惨敗、奇跡のストリングスの体験等、いろいろありました。
全てを飛ばして今回はMANTIS PRO 295という新製品についてご報告致します。

 さて本日初めて使用したMANTIS PRO 295。トッププロが使用を開始する(している)と噂されます。今までのMANTISとは一線を画すつや消しのブラック。ややもするとペイントジョブを施されたプロトタイプモデルにも見えます。が、よくみるとスロート部に小さなMANTISという字の細工が施されており質感の高さを醸しだしています。
 手に取るとその存在を大きく感じるのですが、全然重く感じません。今までに無い感覚です。振ってみると20mmという薄さのせいでしょうか、振り抜きが良く、ラケットが加速されていくような錯覚に陥ります。
 ボールを打ちました。本日は珍しく友人達とテニスをする機会があり、久々に男性と打ち合えると期待していたのですが、ボールは印刷の消えそうなセントジェームス。車からヘッドのチャンピオンシップPROを持ってくればよかったと後悔しましたが、新しいラケットが使える喜びでかき消されました。友人達はほとんどフラット系で、低く弾まないボールで打ちにくかったのですが、初めて使うラケットにも関わらず普通に返せます。しかも完全に賞味期限切れのボールですが、こちらの球は弾んでいます。まあ、向こうには打ち頃だったに違いありません。
 その後ゲーム開始。新品のセントジェームスに交換。フエルトがすぐに毛羽立ちましたが、開始の数ゲームは実に気持ちの良い一時を過ごせました。下から上へのスイングを意識せずともしっかりとスピンがかかり、寒くなってきた15度程度の気温でもマイルドに感じました。実はこれ、ラケット購入時のマスターショップへのリクエスト通りです。ボールが限界を超えてからもミスヒットしなければコースはほぼ狙い通りに。心のなかで笑いが止まらないまま帰ってきました。
 ボールを打っている時はあまりにも気持よく打てたので気づきませんでしたが、新しいラケットという違和感を全く感じませんでした。少し重いとか軽いとかの感想は一切なし。丁度良い重さという表現しかありません。持っただけで存在感を感じ、コートに立てば自分の手となる。これ、きっと自分史上で最高の武器になります。興奮します。
 たぶんアシスト力はMANTIS285の方が上でしょう。ひょっとしたら純粋な気持よさはMANTIS TOURシリーズが上かも知れません。しかしこの普通に使える感覚、感覚と飛びの一致感、マスターショップの施工によるリクエスト通りのスピン性能。・・・間違いなくMANTIS285やMANTIS TOUR 305を超える競技用モデルだと結論致しました。
 敢えて宣言します。おそるべしMANTIS 295 PRO、おそるべしマスターショップhttp://www.prostringer.com/
by hakase2011 | 2012-10-25 01:27 | ラケット