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高校での1年間のテニス経験の後、社会人3年目でテニスを再開しました。再開後8年で本物のTENNISの存在を知りました。TENNISができるようになるまでの記録としたいです。


by hakase2011

MANTIS TOUR 315とマスターショップでの施工

 305のインプレッションを掘り下げて書く前に、MANTIS TOUR315が届いてしまいました。こちらは、はっきりいって麻薬です。(体が蝕まれないぐらいの違いでしょうか。)
 フェデラー好きだった私は歴代six-one tour90シリーズを愛用していました。フェデラーハイブリッドで仕上げられたそれらは、飛ばない、疲れるモデルでしたが、打感、打ちごたえ=フレームがしなる感じがしてハードヒットしたぞという感触が最高で実に自己満足に酔いしれることができるモデルでした。
 しかし、315はシンセティックでその上をいきます。そして5平方インチ大きい分はミスヒットも少なくすみそうです。もちろんパワーはこちらの方が上。WilsonのPROSTAFFやHEADのプレステージを軽くして、パワーを増したモデルとでも表現すれば良いでしょうか。
 これを少し優しくしたのがMANTIS TOUR 305です。とするとオールマイティーなのは305。ととのいました。究極の一本は305、そして至高の一本は315に決定です。上手くなるんだと究極の一本に決めても、また使いたくなるのが至高の一本です。
 もちろん、重さのあるモデルをぶんぶん振り回して手打ちにならないように、矯正モデルの265とそれでも矯正できない時の250もまだまだ現役です。
 そして忘れてはいけません。上記の感想はマスターショップで施工されたものについてです。
 先日、偶然、マスターショップで購入されたMANTISを使う小学生に出会いました。名前も知らない子でしたが、東京の親戚にプレゼントしてもらったとのことでした。「そのラケットは『ガット張り』が大事やから次に張るときは、買ったところに頼んだ方がいいよ。あとグリップテープは換えたほうがええな。」その子はきょとんとしていましたが、感性が保たれていれば、それ以上は自分で考えるでしょう。『ガット張り』なんて表現を使ったのが最大の親切です。汚れたグリップテープをそのままにする親が近所のショップに『ガット張り』を頼むかも知れませんが、折角運良く本物と出会えたのだから、このまま本物を使い続けられるといいですね。
by hakase2011 | 2012-04-30 22:12 | ラケット