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高校での1年間のテニス経験の後、社会人3年目でテニスを再開しました。再開後8年で本物のTENNISの存在を知りました。TENNISができるようになるまでの記録としたいです。


by hakase2011

悔いのないボール選び

 テニスをするのにボールは必需品です。無いと素振りしかできません。素振りは素振りで大事ですけど。一人でもボールがあれば壁打ちができます。コートに行けば一人でもサーブ練習ができます。
 日本で一番人気のボールはD社のFでしょう。全く意味のないイニシャル表示なくらい大人気です。神話レベルです。市民大会での使用率も高いです。これとともに草トーナメントで使用率が高いのがB社です。2つとも少し小さい印象がありますが柔らかくて、軽く飛びます。これが人気の理由でしょうか。D社のFは国産でもないのに、なぜか非常に高価で短時間の練習で新しいのを開ける気にはなれません。D社のSは安いのですが空気の抜けが早いのとフェルトの痛みが早いです。試合で勝ちを求めたい人はD社でもFに似たPを使うのが良いようです。
 ATPツアーで一番使用されているのは、HEADのATPです。FやB社のボールに比べてわずかに大きく重い印象ですが、鮮やかな色のためにそう見えるのかもしれません。しかし打ち心地はこれぞ最高品質。しっかり打てればバウンド後も失速しにくく、ボールの威力が利用しやすい印象です。このボールは1球200円で買えます。プロは練習もたぶんこのボールを使うのでしょう。そして、このボールを使っていると私もうまくなった気になれます。
 かつて、たまにD社のFを使うことがありましたが、ATPに比べるともっさりした感じがあります。開けたてのプレッシャーボールのはずですが、少し古いのかも知れません。真夏に使用するのでなければボールはロットにもこだわりたいところです。
 新しいロットのATPの代わりに使えるボールは無いのでしょうか。同じHEADから「チャンピオンシップPRO」というボールが発売されました。HEADには「チャンピオンシップ」というボールがあったのですが、これはこれで良いボールでした。ATPに比べると少しフェルトが薄く固く感じますが、値段ほぼ半額。私のメインの練習球でした。「チャンピオンシップPRO」は名前負けせずに、「チャンピオンシップ」からATPにぐっと近づいた印象。PROの文字が青の印字で格好良いですし、プレーには容器もハードコートを連想するような綺麗なブルー。これで価格はなんと1球105円なり。
 テニススクールの悪いところの一つが気の抜けたボールをいつまでも使うところです。スクールで練習して上手くなった気になって、いざ試合に出たらボールが思った以上によく飛んだり、振り遅れでフォルト、アウト連発。「ニューボールあかんわぁー。」と恥ずかしいセリフを叫んだ私にコートの外から「分かる。分かる。」と同情の声。ニューボールの扱いになれた年配の方にあっさり負け続けたのはかつての私でした。「女房と畳は新しい方がよい」、いやテニスボールこそ新しい方が良い。品質の良いボールはなお良い。
 結論。Tennisを追い求めるなら練習球はHEADチャンピオンシップPROに決まりです。D社もB社も日本の会社として頑張ってください。
by hakase2011 | 2012-08-19 21:42 | ITEMS